インドネシアに持ち込める現金の額は?

インドネシアでは法律がすぐに変わるので、情報が変わるかもしれませんが、現時点でのインドネシアへの持ち込み可能な現金の額を調べてみました。 2018年9月3日からインドネシア中央銀行(Bank Indonesia:BI)は銀行規定(Peraturan Bank Indonesia:PBI)に基づき、国内税関区域での外国紙幣(Uang Kertas Asing:UKA)の入出金に関する規制を改定しました。

【管轄官庁】インドネシア中央銀行

ルピアの持ち込み制限

  • 現金1億ルピア以上を国内に持ち込む場合は、事前に税関による偽札識別検査を受けること。

要するに日本からインドネシアに持ち込める現金の額は申請をしない場合は1億ルピアに制限されます。日本でいうと約77万円程度(1ルピア=130円の場合)

また 1億ルピア以上あるいは相当額以上の外貨の現金や小切手などを海外へ持ち出す、あるいは海外から持ち込む場合は関税総局に届けること。 とのルールがあるので、日本円や小切手なども合算して計算されるので、要注意です。

仮に届け出をしなかった場合は 持ち出し/持ち込みルピア総額の10%相当に最大3億ルピアを加算した罰金 が科せられます。

申告を必要とするのルピアの持ち込み制限

改定された内容を見ると以下の通りです。

  • 施行日9/3以降 銀行など正式な機関を通さないRp1Miliar=10億ルピア以上( 1ルピア=130円の場合 約769万円相当)の外国紙幣の入出金禁止
  • 許可を得ていない当事者(個人および法人)は持参の外国紙幣の10%、最大Rp300Juta=3億ルピア(約230万円相当)の罰金制

要するに 申告をちゃんとして使途を証明または説明できれば10億ルピアまでは課税なし ということで

インドネシアに持ち込める最大の金額は10億ルピア(約769万円)

税関申告の際にチェック項目が増えましたので要注意を

c.の破線部分は今まで同様「1人当たり1億ルピア以上の通貨または無担保商品の有無」、d.の実線部分が新たに加わった「10億ルピア以上の外国紙幣の有無」についてです。

やはり現金を飛行機で直接持ち込むのは色々大変ということです。許可が認められない場合は10%の罰金も取られるので、その説明もちゃんと職員が理解できるかも不明ですので、結構現金の持ち込みはリスクですね。

他にも色々簡単で大きな金額を送金する方法はありますので、その秘密はこちらの記事をご覧ください。パスワードが知りたい方はお問い合わせに「インドネシアに最適な通貨の移動方法」の記事が読みたいという旨を記載して送ってくだされば、閲覧用パスワードを返信いたします。

関連記事

ページ上部へ戻る