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インドネシアはASEANの中でも経済面で魅力が満載
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インドネシアの魅力を語る時に特に注目される点が3つあります。
●世界第4位の人口
●労働人口が活発な人口ボーナス期
●活発なインフラ投資
●世界第4位の人口
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現在インドネシアの人口は世界第4位の人数を誇ります。人口数が経済に与える影響は大きく、中国・インドのような人口大国は人口増加とともに一気に経済成長を加速させてきた。インドネシアも同様に国内需要に支えられているため世界の経済状況の影響を受けにくいという側面も持っています。その証明に2017-2018年の米中貿易摩擦や世界同時株安の中でも順調に成長を続けてきています。
●労働人口が活発な人口ボーナス期
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人口が多いという点に加えて、若年層(労働人口)がその割合を多く占める、いわゆる「人口ボーナス期」に入っております。2020~2030年がそのピークとされており、今後数年間で急成長するとみられています。人口ボーナス期の成長は日本の高度経済成長期や中国の急成長があったように、GDP成長率も大幅に向上します。下の図はGDP成長率を表していますが、日本が低成長率を続けるのに対し、インドネシアは高い成長率をキープしています。
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インドネシアの近年のGDPの金額の推移が、日本の高度経済成長に非常に似ていることから、今後インドネシアにバブルが訪れる予兆とも言えます。日本が高度経済成長期に鉄道や高速道路の整備などのインフラ整備を一気に行ったことで、バブルに突入していきましたが、同様にインドネシアでは今活発にインフラ投資が進んでいます。
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●活発なインフラ投資
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現大統領のジョコウィドド大統領就任をきっかけに一気にインフラ投資が活発化しました。金融緩和も行い、海外資本もより入りやすい環境を整えたことでインフラ投資の予算も一気に拡大しました。2014年から比べても現在は2倍以上に予算が組み込まれています。その結果徐々に生活環境が改善され、国民の収入も約3倍ほどに上昇し、結果消費が増えることで国内企業も成長を促進される結果となりました。
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大手格付け企業も昨年度から国債格付けランクを上げて、投資適格級になりました。まだまだインドネシアにはテクノロジー投資へのスピードの遅れや、教育の水準がまだ低いなどの課題はありますが、恵まれた国土と人口の支えによって経済成長を遂げる中で改善されると期待されています。
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IMF(国際通貨基金)がPPPベースに算出したGDP予想では、2030年にはインドネシア5位に位置し、日本とも僅差となっています。そして2050年には世界第4位という予測までたっています。これこそインドネシアの魅力が世界に認められているという証拠です。