インドネシアのユニコーン企業GOJEKの躍進

皆さんは「GOJEK」という企業を耳にしたことはありますでしょうか?インドネシアに住んでいる人であれば一度は見たことあるかと思います。UBER EATSのような配車アプリを使って、バイクタクシーやバイクで飲食店の料理を運んでくれたりと様々なサービスを提供している会社です。

GOJEK(ゴジェック)とは、インドネシア初の配車アプリです。
HP:https://www.go-jek.com/

しかもこの会社は2018年のインドネシアブランドランキングで数ある大企業を一気に抜き去って7位にランクインされています。しかもニューエントリーということで、その成長スピードが伺えます。

GOJEKは配車のみにサービスの枠を超えてGOHOMEというサービスも展開しています。生活に必要なちょっとしたことを全て叶えてくれるサービスでインドネシアで一気に人気となりました。

GOJEK(&GOHOME)でできること

  • バイクタクシーの手配
  • タクシー(車)の手配
  • 食事のデリバリー
  • おつかい
  • 映画のチケット購入
  • 荷物の運送
  • ハウスキーパーの手配
  • マッサージ の手配
  • ヘアーカット の手配 などなど…

今や東南アジアの成長速度は凄まじく、投資マネーも続々と東南アジアに吸い寄せられています。スタートアップへの投資額は2013年に東南アジアが日本を抜き去り2017年には東南アジアで78億円、日本では11億円と大きく差を開けられてしまいました。そんなスタートアップ投資が集まるインドネシアの中でも大成功を収めたGOJEKの今後の成長が楽しみです。現在インドネシア以外の国でも試験的に運用がスタートしており、正式にタイやシンガポール・フィリピン・ベトナムで展開するというニュースも出ております。

一点だけ難点があるとすると、フードデリバリー等のおつかいは運転手が先払いし、あとで手数料を加えて運転手に清算します。そのため高額な注文になると運転手の手持ちがなく断られる場合もあるので要注意です…。

関連記事

ページ上部へ戻る