GMOリサーチのトラベル調査2022:旅行業界は力強い成長を遂げています

東京- GMOリサーチ(東京:3695)が実施した最近の旅行調査では、国境が再び開かれ、アジアでは健全な旅行パターンが見られ始めているという結果が示されています。この地域はまだパンデミック前のレベルではなく、旅行者は依然として慎重ですが、海外旅行への関心は大幅に高まっています。
 
GMOリサーチのロゴ
 
このプレスリリースでは、マルチメディアを特集しています。リリース全文はこちらからご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20221129005432/en/
 
 
GMOリサーチは、旅行パターンと意欲を把握するため、独自のパネルネットワークであるアジアクラウドパネル12の10の国と地域のモニターを対象に調査を実施しました。
 
 
• 研究内容:消費者の海外旅行意向
•調査対象国のリスト:中国、香港、日本、韓国、シンガポール、ベトナム、タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア
・サンプル:男女、20-69歳:3,328人
(中国330名、香港329名、日本332名、韓国346名、シンガポール330名、ベトナム338名、タイ329名、フィリピン330名、インドネシア330名、マレーシア334名)
• 調査期間:2022年10月29日〜10月30日
・調査方法:オンライン調査(クローズドエンド)
 
 
1. インバウンドに対する意欲
 
調査結果によると、来年中に「年に1回以上」海外旅行を計画している回答者の総数は、COVID-19以前に比べて10ポイント増加しています(図表1-1)。ただし、旅行の意欲は国によって異なることに注意してください。
 
日本(88.6%)とインドネシア(73.2%)では、海外旅行に慎重であり、安全で楽しい旅行をすることに力を入れていることから、来年の海外旅行の予定はないと回答し、半数以上が回答しています(図表1-2)。
 
 
2. 渡航費(交通費、宿泊費を除く)
 
回答者のほぼ半数(42.6%)は、パンデミック後の予算が増加すると述べ、36.4%は予算が現状維持であると述べています。旅行意欲と同様に、回答は国によって分けられており、香港(53%)、シンガポール(64%)、フィリピン(51.5%)、ベトナム(62.3%)からの回答が旅行予算の増加を計画していることを示しています。
 
一方、日本(95%)と韓国(72.7%)では、通貨安の影響で、支出を増やす予定はなく、少なかれ少なかれ支払うことを検討する可能性があると回答しています(図表2)。
 
 
3. 訪問予定国
 
最も訪問したい目的地の1位は日本で、2位は韓国でした(図表3)。伝統料理と郷土料理、ユニークな文化体験、観光名所は、旅行者が日本と韓国を訪れる主な推進要因です。
 
日本にとって、日本円の下落は、回答者がアニメ文化のある国に旅行する動機付けの要因でもあります。
 
一方、韓国の急成長する韓国のエンターテインメント産業は、回答者が韓国を訪問したい強い理由として「防弾少年団と韓国スターによるコンサート」への参加と韓国ドラマへの愛情を示しているため、その要因です。日本と同様に、韓国ウォンの下落も、より手頃な価格になるにつれて、回答者が目的地を訪れるためのさらに別のプッシュ要因と見なすことができます。
 
 
4. 海外旅行に関する情報源
 
ウェブ検索は海外旅行計画の主要な情報源となり、10か国中7か国の回答者が情報をインターネットに依存していることを示しています。旅行ブログや友人/知人/親戚からの口コミもトップソースの選択肢の中にあります。これは、旅行を決定する前に回答者にとって直接の情報の重要性を浮き彫りにしています。インドネシアやベトナムなどでは、旅行関連情報の発信元としてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やテレビ番組への依存度が高まっています(図表4)。
 
 
GMOリサーチについて
 
GMOリサーチ株式会社は、多国間オンラインパネルネットワーク「クラウドパネル」を利用できるオンラインオーディエンスエンゲージメントプラットフォームを提供しています。Cloud Panelは現在、APAC16か国と45を超えるパートナー国の5,200万人3を超えるオンライン消費者パネリストで構成されています。当社のサービスは、フルサービス、ゲームリサーチ、プロジェクト管理、サンプルのみ、定性調査、翻訳からDIYまで多岐にわたります。私たちは、最大かつ高品質の独自のAPACパネルの1つを活用して、クライアントにファーストクラスのサービスを提供することに誇りを持っています。お客様の満足は私たちの最優先事項です。
 
GMOリサーチの詳細については、gmo-research.com をご覧ください。
 
※1 アジアクラウドパネルは、GMOリサーチクラウドパネルインターネットリサーチサービスにおいて、アジア地域に特化した消費者パネルです。
2 パネルは、モニターの集まり(調査に協力することに同意した個人)によって形成されます。
※3 2022年10月末時点。
 

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