バリ島のお正月の「ニュピ」無事終了

バリ島のお正月は毎年3月ごろに行われます。バリ島のお正月はニュピ(Nyepi)と言われ、別名サイレントデーと呼ばれています。 太陰太陽暦をもとにしたサカ暦にそって行われるため、毎年日程が変わります。

今年は3月7日に行われました。前日の3月6日は盛大な祭りが行われて、3月7日に は労働・外出・火(灯り)の使用・殺生なども禁じられます。

バリヒンドゥー教徒はウク暦とサカ暦に沿って暮らしています。サカ暦の第10の月(サシー・カダソー)の1日目がニュピです。前日は月が隠れる暗月(ティルム)で、冥界の神マヤが大掃除を行うため悪霊ブト・カロが地上に這い出て来ると言われています。彼らが悪さをしないよう、各地で悪霊祓いの儀式を盛大に行います。ニュピ当日は追い祓った悪霊たちが完全に去るのを静かに瞑想して待つのです。

静寂な夜には、満天の星が楽しめるので、わざわざその日に併せて訪れる観光客も多いようです。

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