- 2019-3-10
- 経済情報・ニュース
米経済誌フォーブスが5日発表した2019年の世界長者番付によると、「ビリオネア」と呼ばれる資産10億米ドル(約1,100億円)以上の富豪は、インドネシアで21人となり、3年ぶりに増加した。21人の総資産額は785億米ドル。18年は20人、765億米ドルだった。
資産額の首位と2位は、たばこ大手ジャルムの創業者で民間銀行最大手のバンク・セントラル・アジア(BCA)も傘下に収めるブディ・ハルトノ氏とマイケル・ハルトノ氏の兄弟だった。世界順位はそれぞれ54位と56位。資産額は186億米ドルと185億米ドルだった。
国内3位は石油化学大手インドラマ・コーポレーションの創業者スリ・プラカシュ・ロヒア氏、4位は複合企業マヤパダ・グループ創業者のタヒル氏一家が続いた。
世界のビリオネアは2,153人。東南アジア主要6カ国ではタイが31人、総資産額948億米ドルで首位だった。人数ではシンガポールが22人で2位、総資産額は713億米ドルだった。日本は32人、1,270億米ドルで、インドネシアのビリオネアとの総資産額も近づいてきています。それほどにインドネシアの成長スピードが早いということでしょうか。
来年あたりGOJEKの代表も入ってくる気がしています。そうしたベンチャー系の企業の成長も目まぐるしいので、今後のインドネシアが非常に楽しみです。