京急がインドネシア・ジャカルタに高層マンション建設へ

京阪急行電鉄と伊藤忠商事がインドネシアの首都ジャカルタに高層マンションタワーを建設することを発表し、そのモデルルームがオープンした。 総戸数は189戸。各戸の床面積は68~161平方メートルで、価格は25億~65億ルピア(約1,980万~5,200万円)。昨年9月末に予約販売を開始しており、2日までに全体の約10%を成約した。伊藤忠グループの担当者は、4月に投開票される大統領選挙や6月のレバラン(断食明け大祭)を経て、「年後半に需要が増えると見ている」と説明した。

本事業を行うにあたり、インドネシアで幅広い事業実績を誇る伊藤忠商事株式会社および伊藤忠都市開発株式会社からなるPT JCREAL(以下 JCREAL社)とインドネシアにおける不動産デベロッパー大手の1社であるSinarmas Land社(以下 SML社)傘下のPT Duta Semesta Mas(以下 DUTA社)と共同で、現地プロジェクト会社「PT Keikyu Itomas Indonesia」を設立いたしました。

「PT Keikyu Itomas Indonesia」は、首都ジャカルタ中心部から南へ約12キロ、スカルノハッタ国際空港まで直結した高速道路の至近に位置し、KRLジャボデタベックの「タンジュンバラット駅」徒歩1分という優れた立地である「シマトパンタンジュンバラット」で進められている、イオンモールを核とした複合商業施設1棟、オフィス1棟、高層タワーマンション2棟からなる大規模複合開発計画に参画し、分譲タワーマンション1棟(本物件)を取得のうえ、分譲事業を行います。

京急電鉄では、これまで海外不動産事業として、ジャカルタ郊外で行われている戸建て住宅等を供給する複合開発事業へ参画しております。本物件においても、これまでに培ってきた郊外都市型開発および分譲マンション開発のノウハウを提供し、インドネシアにおける住宅開発事業の発展に寄与するとともに、今後は、インドネシアに限らず、海外での不動産事業の拡大を図ってまいります。

KEIKYU ニュースリリース
物件名称「SOUTHGATE PRIME TOWER」
着工予定日2018年夏予定
住宅総床面積20,416㎡
階数29階
戸数189戸
建設地インドネシア共和国首都ジャカルタ首都特別州南ジャカルタ市「シマトパンタンジュンバラット」地区首都ジャカルタから南へ約12キロ南ジャカルタ市のタンジュンバラット駅から徒歩1分の開発計画地区。空港まで直結の環状高速の入口に位置し、交通の利便性が非常に高い地区。
販売開始2018年秋予定
引渡2021年度予定
面積帯67㎡~162㎡(セミグロス)実需層をターゲットとした面積構成

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